入社後は、各事業所に出勤いただきます(現場への直行は原則ありません)。車、バイク、自転車での通勤が可能です。全員そろっての朝礼後、その日の作業メンバーで作業車に乗り込み、作業現場へ移動します。
日にもよりますが、1日あたり2〜3か所の作業現場を回ります。作業はメンバーは3人1組がほとんどですが、固定メンバーではなく、作業の内容や経験値を組み合わせた形で編成されます。現場作業終了後は会社に戻り、次の日の準備をして一日の業務が終了します。
なお、作業車での移動中も勤務時間に入ります。もし現場の作業が終わった時間が定時で、そこから1時間かけて会社に戻ってきた場合は、その1時間分と次の日の準備作業の時間分は残業手当の対象となります。
当社はこの業界の中では比較的新しい会社であり、これまでになかった新しい考え方を柔軟に仕事に取り入れています。特に、この業界で仕事に必要な知識や技能を習得していくにあたっては、先輩の背中を見て学ぶといった職人的気質がまだまだ強いところもあったりしますが、当社にはそれは当てはまりません。
仕事で習得すべき知識・技能を6つのレベル(等級)に分け、それぞれの等級ごとに作業マニュアルが用意されています。そこには、写真と文章でわかりやすく各作業の流れ・ポイントについて説明がされており、まずはそのマニュアルを読んだ上で、現場の先輩や上司から指導を仰ぐことで技能の習得スピードを早めることが可能です。
知識や技能が身につくことで実現できる事が増え、実現できることが増えることで、仕事へのやりがいや生きがいを見つけやすくなります。
6段階に分かれている技能レベルの中で、実際にラインを引いていくのは3等級からになります。1等級、2等級では、ラインを引く作業前の下準備や、作業後のメンテナンスを中心に知識・技能を習得していきます。
下準備では、主に作図という、ラインを引く前に路面に下書きをする作業の補助から学んでいただきます。ライン引きといっても直線もあれば曲線もあります。道路や駐車場など場所によっても作業内容は異なってきますので、実際に体を動かしながらそれぞれの作業を覚えていくことで、ライン引きの基礎を学んでいただきます。
作業後のメンテナンスでは、主にセンターライナーというラインを引く機械の清掃に関する作業を学び、その作業を通じて機械に慣れていっていただきます。
3等級からは、センターライナー(ラインを引く機械)の操作方法、メンテナンスの仕方はもちろんのこと、ラインの塗料(材料)の扱い方、ラインの書き方など、実際にラインを引いていくための知識・技能を習得していきます。
その他、すでに引かれているラインを消す作業や、線でなく面で路面を塗装するカラーペイント作業、一連の仕事の一番最初の作業となる現場調査など、ラインを引く作業以外の仕事についても作業マニュアルが用意されていますので、それらに関する知識・技能も学び、日々の業務の中で実践していく事となります。
本人ができるのであれば、どんどんやってもらうという方針で、自身の能力向上に取り組もうとする社員をサポートしています。
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区画線工職(ラインプランナー)
1 Vacancy
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Full Time
埼玉県 さいたま市 北区 吉野町, Saitama, Japan
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